卓球日本男子銅メダリストの張本智和選手の掛け声「チョレイ」の真相について調査!
さんま御殿に出演した張本智和選手が「チョレイ」じゃなくて実際は「チョーレイ」と言っていると発言していたので試合動画で検証!
そして、チョレイとチョーレイの意味の違いはあるのかについても調べました!
張本智和選手の掛け声は「チョレイ」じゃなくて「チョーレイ」
卓球日本代表で、東京オリンピックの男子団体で銅メダリストに輝いた張本智和選手。
さんま御殿に出演し、試合中に張本智和選手が叫んでいる掛け声についての話題に。
張本智和選手の掛け声はネットニュースでも話題となっていたようですが、ニュースでは掛け声のフレーズを「チョレイ」と紹介されていたことについて、張本選手ご本人は「チョレイ」と言っていないと言及。
それに対して、実際は何と言っているのかとさんまさんが質問すると…
張本智和選手いわく「チョレイ」ではなく「チョーレイ」と言っているとのこと!
出典:https://www.youtube.com/watch?v=UGjk3TPp1aE&t=27s
さんまさんからはすかさず「そのままやないかい!!」とツッコミを入れられた張本選手w
大きな違いはないですが、こだわるからには何か理由があるのでしょうか!w
これについては後半で触れるとして・・・
卓球の掛け声が定着したのはいつから?
ここで卓球の掛け声について少し触れてみます(^^♪
卓球の試合中に点を取ると聞こえてくる掛け声、
今となっては卓球の恒例スタイルとなっていますが、ひと昔前までは卓球といえば寡黙なスポーツというイメージがあったような気が。
卓球の掛け声が定着したのはいつ頃からだったのか調べてみると…
古くは、1954年の世界選手権で日本選手が得点したときに「ヨシ」と発したことでバッドマナーとして失点にされた記録がある。この事実から、卓球で声を出す習慣は日本から始まった可能性が高いと言える。
引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/itojota/20210210-00221958
卓球の掛け声のルーツは、
- 今から60年以上も前に日本の選手にあった
ということです。
日本人選手がきっかけだったとは!
これがきっかけで、1980年代には世界中の選手が掛け声を発するようになったそうです。
当時よく使われていた掛け声は…
- ヨー
- シャー
- ショー
だったそうで、語源は日本語の「ヨシ」「ヨッシャー」とされているみたいで、そこから時代と共に、それぞれの選手の個性が出て多様化しているようです。
ちなみに、バッドマナーとは侮辱・抗議・試合を遅延させる言動などといったマナー違反のことで、昔は掛け声すらバッドマナーとなったくらい卓球はマナーを重んじるスポーツだったようです。
マナーを重んじる理由は、卓球の発祥の地にあるようです。
卓球の発祥の地は卓球王国の中国かと思いきや、実はイギリスなのだとか!
卓球が誕生した経緯は諸説あるみたいですが、貴族の遊びがルーツだという説もあるようで、マナーを重んじるスポーツというのも納得できます。
色々と暗黙のルールのようなマナーがあるようで、例えば…
ネットイン(ボールがネットに触れて相手のコートに落ちた場合)で点が入った場合は喜んではいけないというマナーもあるのだそうです。
相手選手への気遣いで、お互いに不快な気持ちにならないために重んじられているマナーがあるようです。
卓球にこんなに奥深いマナーがあったとは!
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チョレイとチョーレイどっち?張本智和選手の試合動画で検証!
張本智和選手の試合をまじまじと見たことがないので、実際に掛け声を発しているシーンを見てみたいと思います(^^♪
張本智和選手が掛け声を連発しているこちらの動画を↓
※試合のシーンは動画開始15秒~
確かに「チョレイ!」ではなく、
「チョーレイ!」と言ってますね!w
よくよく聞いてみると、
「チョーレイ」の後にまた「チョー」と言っています。
毎回ではないのかもしれませんが、
この動画ではほぼほぼ「チョーレイチョー」と言ってますね。
もっと厳密に言えば「チョーレーチョー」といっているように聞こえます。
チョレイとチョーレイの意味の違いは?
張本選手がチョレイを否定した理由
とはいえ、
チョレイとチョーレイ…
伸ばすか伸ばさないかだけの違いで大差ないように感じますw
例えば…
「よしっ」が「よーしっ」になるようなものなのではないかと思いますが…
細かな違いなのに、張本智和選手があえて否定したのはなぜだろう…と思い調べてみると、
「チョレイ」という言葉は静岡県の方言で、「マヌケ」といった人を小馬鹿にしたような意味があるのだそうです。
また、「チョレー」は、ちょろい(大したことない)という意味にも捉えられ、一時期は静岡県民からは嫌悪感や複雑な心境を抱く人もいたのだとか。
こういった過去のこともあり、もしかしたら張本選手はネガティブワードとの違いを強調するために「チョレイ」じゃなくて「チョーレイ」だと言及したのではないかと思いました。
そして、、
張本智和選手が発する「チョレイ」の意味は、特に意味は無い!のだそうです!!
張本智和選手のご両親は二人とも中国四川省の出身なので、中国語なのでは…と思った人が多かったみたいですが、過去に張本選手のお母さん(元卓球選手)がミヤネ屋に出演した際に、単なる掛け声で中国語でもないと言っていたようです。
張本選手本人も自然と口から出たワードで、意味は特にないと語っているようなので、意図的に考えられた言葉ではないことが分かりました。
「チョレイ」に似た掛け声には、「ジョレイ」や「チョー」などがありました。
チョーは石川佳純さんが使っていたことがあるそうで、「ジョレイ」はフランスやスウェーデンなどの海外選手が使っていたという記事を目にしました。
海外選手との戦いなどを経験し「ジョレイ」や「チョー」などがミックスされて「チョーレイ」という言葉が誕生したのではないかと思いました!!
掛け声で大きな声を出すことによって自分自身を奮い立たせているそうなので、これから先、掛け声がどんどん進化していく可能性もあります!
卓球の見どころのひとつとして楽しめそうですね(^^♪
まとめ
●卓球の掛け声のルーツは1954年に日本選手が点が入ったときに「よし!」と言ったことにあったとされている。
●張本智和選手いわく「チョレイ」ではなく「チョーレイ」と言っている。 ●「チョレイ」に似た掛け声には、「ジョレイ」や「チョー」などがあり、これらの掛け声がミックスされて「チョーレイ」になったのではないか。
●チョーレイの意味は単なる掛け声で中国語でもない。
●「チョレイ」という言葉は静岡県の方言で、「マヌケ」といった人を小馬鹿にしたような意味があり、「チョレー」はちょろい(大したことない)という意味にも捉えられ、世間には否定的な見方をする人もいたことから、張本選手が「チョレイ」じゃなくて「チョーレイ」だと言及したのは、もしかするとネガティブワードとの違いを強調したいという真意があったのではないかと思った。
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