5分でわかる!映画「アナと雪の女王」

ディズニーの大ヒット映画、アナと雪の女王の続編、「アナと雪の女王2」がいよいよ公開されます!!

続編では、エルサに魔法の力が備わった秘密に迫っているようです!

公開に前作のおさらいです。

傷ついた心を癒やすのは・・・

出典:Amazon.co.jp

はじまり

アレンデール王国の女王であるエルサは、触れたものを凍らせてしまう魔力が生まれ持って備わっている。

エルサが8歳のとき、アナと2人でこっそり大広間へ。そこでエルサの得意の魔法を使って、アナを楽しませていたのだが、アナが危な目に合いそうになったのを、エルサが守ろうと手を伸ばした瞬間、魔法がアナの頭に直撃してしまい、意識が失くなってしまう。助けを求めて、両親と一緒にトロールたちの元へ。トロールの力で、アナの記憶から魔法を消し去り、楽しい記憶のみを残して助けられたのだった。

トロールは両親に、「魔法は美しくもあるが、制御できなければ危険である、恐れの感情が危険」と伝える。両親は、エルサの魔力を制御させようと、城の門を閉じ、外の世界と隔離し、エルサを部屋に閉じ込めて育てる。

アナもエルサが部屋に閉じ込もっている理由がわからないまま、閉ざされた城のなかで大きくなっていく。そんなある日、両親が航海中に事故で亡くなってしまい、姉妹の2人だけになってしまう。

エルサとアナの仲違い

それから数年後、エルサが成人となり、正式にアレンデール王国の女王に。

一方のアナは、ずっと閉ざされたお城の中で過ごしてきたため、やっと外の世界と交わることが出来る喜びと、素敵な人と巡り会えるのでは、という希望に満ち溢れていた。アナは隣国の王子ハンスと出会い、儀式の後のパーティーでハンスと真実の愛で結ばれていると、出会ってすぐに結婚を決めてしまう。それをエルサに報告すると、エルサは反対。お互いの主張がぶつかり、エルサは魔法の力を制御できなくなり、エルサの正体が国中に知れ渡ってしまう。そして、王国を逃げ去っていった。

エルサの魔力は、王国中に広がってしまい、アレンデールは氷で凍てついてしまう。女王が国に呪いをかけた!化け物だ!と慌てふためくものも現れる。

エルサ、今までの自分を解き放つ

アナはエルサを怒らせてしまった自分に原因があるため、自分が追いかけて連れ戻そうとする。ハンスは心配して引き留めようとするが、アナは、「姉だから、傷つけたりしない」と言い残し、探しに行く。

エルサは王国から逃げ続け、ノースマウンテンにたどり着く。

ひとりになったエルサは、今まで閉ざしていた魔法と心を全開にし、氷のお城を自らの手(魔法)で創り出し、「ありのままの自分で自分の道を進んでいこう!」と決める。

出典:アナと雪の女王 Disney 公式サイトhttps://www.disney.co.jp/fc/anayuki.html

アナのハートが傷つく

アナはエルサを追いかける中、トロールに育てられたクリストフとトナカイのスヴェンに出会い、力を借りて一緒にエルサを探すことになる。

ノースマウンテンにたどり着き、エルサを連れ戻そうとするが拒否しされ感情をコントロールできず、アナの心臓に魔法が…

アナはエルサを連れ戻せないまま、クリストフと共に立ちはだかる試練を乗り越え、アレンデールへ戻っていく。

エルサの魔法がアナの体をむしばんでいき、クリストフは家族である、トロールに助けを求めに行く。すると、魔力を取り除かなければ永遠に凍りついてしまうが、心臓は「真実の愛」でなければとくことができないと告げられる。

クリストフは、ハンスの愛がアナを救ってくれると信じ、ハンスの待つアレンデールのお城へ送り届けようとする。

ハンスの企み

一方アレンデールでは、王国の危機の隙を狙って、ハンスが、王国を乗っ取ろうと企んでいた。ハンスはノースマウンテンヘ行き、エルサを捕まえ、城の牢獄に閉じ込めてしまう。

クリストフとスヴェンはアナを城へ送り届け、後ろ髪を引かれる思いで、お城を去っていく。

ハンスがアナの待つ部屋へ行くも、兄弟の多いハンスは、自国の王位なれる可能性がなかったため、王になりたいとう私欲のために、助けようとせずアナを見放しアナを部屋に閉じ込める。

「アナが死んだ、亡くなる直前に結婚の誓いを済ませた。殺したのはエルサ」だと家来たちに嘘をつき、王としての立場を主張し、エルサを反逆罪で死刑にすると伝える。

エルサは牢獄からなんとか逃げ出し、再び王国から逃げようとしていた。

その頃、クリストフはアレンデールから遠ざかりつつあったが、城一帯を雪雲が覆っているところを目にし、アナが心配で急いで城へと戻る。

愛とは「自分よりその人のためを想うこと」

オラフがアナの閉じ込められている部屋にたどり着き、クリストフがアナを助けようとしたように、自分よりその人のためを想うことが愛だと伝え、アナはクリストフこそ「真実の愛」の相手だと気づく。

オラフとともに、部屋を脱出したアナは、周りが真っ白になるほどの猛吹雪の中、凍てつく体を必死に動かし、クリストフの元へ向かう。

そのころ、ハンスはエルサを追い込み「アナはエルサのせいで死んでしまった」と告げる。エルサは悲しみに打ちひしがれて、地面に崩れ落ちてしまう。

その瞬間、猛吹雪が一気に収まる。

アナは後もう少しでクリストフの元へたどり着けるとこだったが、背後から剣と取り出す音がする。

ハンスがエルサを亡きものにしようとしている瞬間だった。

アナは、自分のことよりもエルサを守りたい一心で、最後の力を振り絞り、自分の身を犠牲にしてエルサの前へ!

ハンスの剣が触れる直前に、アナの体は氷になってしまい、ハンスの剣は折れ、アナはエルサを守り抜いたのだ。

エルサはアナを包み込むように抱きしめると、アナにかかった魔法が溶けたのだった。

エルサは愛のある心を取り戻し、凍てついていた王国中の魔法も解き放ち、国民からも受け入れられた。

ハンスは国へと送り返され、クリストフはアレンデールの王室専属の氷配達人となり、アナの恋人となった。

出典:アナと雪の女王 Disney 公式サイトhttps://www.disney.co.jp/fc/anayuki.html

まとめ

両親は、魔法を制御することばかりにとらわれ、エルサの気持ちに寄り添うこともなく、エルサから一番大切な「愛のある心」を失くしてしまい、また、エルサ自身も、自分を押し殺し、否定し続け、心が氷のように凍りついたのでしょう。そして、両親は、はじめにトロールが言っていた、「恐れの感情が危険」という大切なポイントを見逃してしまっています。部屋に閉じ込め、ひとりでいると、恐れの感情は膨らむばかりです。

この物語を身近なことに置き換えるとすれば、

●エルサの魔力=自分の嫌いなところ

●アナ=人と人との絆・だれかを想う気持ち

なのではないかと思います。

誰しも、自分の嫌いなところは多かれ少なかれあると思います。

嫌いなところを受け入れられずにいると、いつか、壁にぶち当たり、自分の殻に閉じこもってしまうのではないでしょうか。自分の嫌いなところを個性として受け入れる勇気があれば、自分を大切にすることができて、悪いところだって活かして生きてやる!と前向きになれるのではないかと思います。

そのためには、自分ひとりでは何も気づけないから、だれかを想いやる気持ちや、家族や友人との絆の中で、気づき・気付かされて前進していくことが大切で、どんな立場であっても、想いやりの心が一番大切だと、感じさせてくれる作品でした。

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