加藤浩次は吉本を辞めた?【この差って何】

2020年2月4日の【この差って何ですか】で、加藤浩次さんが「おれ、もう吉本じゃないから」と発言したことで、本当に辞めたのか気になり調べてみると、調べてわかった『専属エージェント契約』と『専属マネジメント契約』の違い。
まさに、この差って何?ということで調べてみました。

「おれ、もう吉本じゃないから」という加藤浩次さんの発言の発端は?

「ゆいP 巨大化してない?」という加藤浩次さんのツッコミからでした!

「どうしたら巨大化できるのか」という加藤浩次さんの質問に対し、
ゆいPさんが「ウーバーイーツ」と答え、
「ウーバーイーツでバイトし始めたら?」と反応した加藤浩次さん。
その反応に対して、土田晃之さんが「吉本興業的には大丈夫なんですか?」と聞いた後に、「おれ、もう吉本じゃないから」と発言し、土田さんが謝罪しています。
周りは、笑いが起きていたので、まさかと思いましたが、念のためしらべてみました。

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加藤浩次は吉本興業を辞めたのか?

こういうときは、吉本興業のホームページをみるのが一番ですね!!

出典:吉本興業HP

結果、所属してました!
と言って終わりたいところですが…
『専属エージェント』として所属されているようなので、単純に所属しているとは言えない様子…
どうやら、「おれ、もう吉本じゃないから」発言は、この『専属エージェント契約』が絡んでいるようです。

『専属エージェント契約』とは?


闇営業問題のときに、吉本のアドバイザリー委員会で加藤浩次さんが発案されたのが『専属エージェント契約』。

その仕組みを加藤さんの状況で簡単にいうと、
今まで持っていた仕事は吉本を通してやる。
その他の仕事は、別のエージェントを通してする。

ということなのだそう。
吉本の経営陣と直接対決して、『専属エージェント契約』という新たな選択肢を提案し、経営陣が受け入れたという形になっています。

日本の芸能界は『専属マネジメント契約』がほとんど。
なので、専属エージェント契約ができる前は、加藤さんも『専属マネジメント契約』で吉本に所属していたことになります。

『専属マネジメント』と『専属エージェント』の違いは?

わかりやすく図であらわしてみました。

タレントのサポートは、全て事務所サイドで行います。

専属マネジメントと違って、タレントが主体となって、マネージャーを雇ってマネジメントを任せ、TV局などから仕事を取ってきたり、報酬の交渉などはエージェント(事務所)に依頼する(タレント自身で決めることもできる)。

このような、仕組みになっているようです。
専属エージェントは、アメリカと同じような(上記のような)仕組みになっているみたいです。
マネージャーとエージェントは別で、それぞれと契約するということになります。

加藤浩次さんは、有限会社加藤タクシーという個人事務所を10月1日に設立したことを、Abematvの出演番組内で明かしています。
※タクシー会社ではないそうです。

今までの仕事に影響を及ぼすことなく、これからは自らマネジメント(売り込みやスケジュール管理など)をして、仕事を獲得していくということになります。

日本ではあまりない形態ゆえに、実質、吉本興業に残留したとの見方をしがちですが、ご本人としては、吉本興業はエージェントのひとつに過ぎないという考え方のようです。

ちなみに、さんまさんも個人事務所を設立していますが、加藤さんと違うのは、吉本興業に所属しつつ、個人事務所を持っているという点です。

まとめ

  • 加藤浩次は吉本興業を辞めたのではなく、吉本興業を、“仕事を取ってくる『エージェント』とした”。
  • そうすることで、吉本興業所属時の仕事に影響を及ぼすことなく、キープすることができている。
  • これからの新たな仕事は、自身(個人事務所:有限会社加藤タクシー)が主体となって開拓していく。

加藤浩次さんや、さんまさんなどの大物クラスだからこそ、このエージェント制度ができると感じるのか、もしくはアメリカのように、マネジメントなど専属事務所に頼らず、自発的なマネジメントで実力を発揮できる環境がいいと感じるのか。。。

日本もエージェント制度を取り入れるべきだという意見もあるみたいなので、これから先、日本の芸能界の事務所事情も変わっていく可能性はあるのかもしれません。

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