歌舞伎俳優の中村莟玉(なかむらかんぎょく)さんがマツコ会議に出演!
中村かんぎょくさんの養子入りした父であり師匠(養父)と実の両親(父親母親)について調査!
一般家庭から歌舞伎界に入った中村かんぎょくさんが歌舞伎俳優になったきっかけや経緯、本名も調べました!
中村かんぎょくはどんな歌舞伎俳優?
歌舞伎役者の中村かんぎょくさん、なんて言うんでしょう…現代の若者という感じのお顔立ちしていますよね!
歌舞伎俳優さんの顔というと、切れ長の目で全体的にシャープな顔立ちのイメージがありますが、中村かんぎょくさんは、なんだか全体的に角がなくて丸い雰囲気がします。
それが由来というわけではないのですが、
中村莟玉を襲名するまでは、「中村梅丸(なかむらうめまる)」だったことから、”まるる”や”まるちゃん”という愛称で呼ばれていたそうです。
まるちゃんというニックネームがぴったり!
と、勝手ながら思っちゃいましたw
そんな柔らかい雰囲気のある中村かんぎょくさんは、女形としてお役を務めています。
女形姿の中村かんぎょくさん↓
出典:https://www.instagram.com/p/CHPKWDrAuyA/
男性の気配が消えて、美人さんです!
中村かんぎょくさんは、女形以外にも「立役(たちやく)」という成年男子の役も演じます。
出典:https://www.instagram.com/p/B7c2DmZgmZG/
歌舞伎役者さんは大きく分けて、名題(なだい)と名題下(なだいした)の2つに分かれているのだそうで、名題下から名題役者になるためには審査に合格しなければならないそうです。
中村かんぎょくさんは、2017年に名題役者になるための審査(名題試験)に合格し、名題役者となったのです。
中村かんぎょくが養子入りした父は中村梅玉!
2017年に名題役者となった後、2019年に中村梅丸から初代中村莟玉となり、師である中村梅玉さんに養子入りしました。
中村かんぎょくさんの屋号は「高砂屋(たかさごや)」。
歌舞伎の屋号で昔から長く続く屋号で最も格付け高いのは…市川團十郎家の「成田屋」なのだそうです。
そのほか、有名な屋号をあげてみると…
- 「音羽屋(おとわ)」…尾上菊五郎家
- 「高麗屋(こうらい)」…松本幸四郎家
- 「中村屋(なかむら)」…中村勘三郎家
- 「成駒屋(なりこま)」…中村歌右衛門家
これらがあります。
中村かんぎょくさんの父・中村梅玉さんは、成駒屋の六代目中村歌右衛門の養子ですが、1992年に高砂屋・三代目中村梅玉(なかむらばいぎょく)の名前を残す(名跡継承)ため、四代目中村梅玉を継承。
中村かんぎょくさんの養父・中村梅玉氏がこちら!
出典:https://www.instagram.com/p/CCE5PT4A6X-/
2019年に部屋子だった中村かんぎょくさんを養子へ迎え入れました。
こうして中村かんぎょくさんは、高砂屋・初代中村莟玉を名乗ることに。
中村かんぎょくさんは子供の頃から歌舞伎の子役として活動していて、子役の頃から周囲の評価も高かったようで、優等生だったみたいです。
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中村莟玉の本名や年齢は?【プロフィール】
ここで、中村かんぎょくさんの本名や年齢などのプロフィール情報を見てみたいと思います。
本名:森正琢磨(もりまさ たくま) 生年月日:1996年9月12日 年齢:25歳(2021年時点) 出身:東京都 |
現在25歳の中村かんぎょくさんは、2019年23歳のときに、歌舞伎界の新たな後継者として見込まれ、初代中村莟玉という大任を任されたスゴイ若者なのです!
中村かんぎょくはなぜ歌舞伎俳優に?【きっかけ・経緯】
子役時代から歌舞伎界で役者としての道を歩んでいた中村かんぎょくさん。
一般家庭の出身で初代の名前を与えられたというのは素人ながら凄いことなのだろうと思います。
そもそも、中村かんぎょくさんはなぜ歌舞伎役者になろうと思ったのか…
それは、実の母親の影響だったようです。
中村かんぎょくさんの実のお母さんが歌舞伎好きで、物心つく頃から歌舞伎の舞台やテレビ放送をみていたのだとか。
幼い頃から歌舞伎に夢中だった中村かんぎょくさんの様子がこちら!
出典:https://www.instagram.com/p/B1iuGQ3gFYS/
テレビの前で礼儀正しく正座をしている中村かんぎょく少年(^^♪
ご本人は幼少期の様子をこう振り返っています↓
劇場中継があればテレビに食いつき、雪が降れば傘を持って外で助六ごっこをし、おもちゃ箱の中になぜか子ども用の足袋が入っていた、小さい頃の思い出がよみがえります。
歌舞伎に夢中になった中村かんぎょく少年は、劇場のロビーでも歌舞伎役者の真似をしていたようですw
その様子をたまたま日本舞踊家の花柳福邑さんという方の目に留まり、踊りの稽古に来てみないかと声をかけてもらい、踊りを習うようになったのだとか!
そして、踊りのお師匠さんが歌舞伎座の支配人と話す機会があったときに、中村かんぎょくさんのことを話したことで、中村梅玉さんのもとで見習いとして歌舞伎界に入門することになったのだそうです。
好きが転じて次々と縁を結んでいき、幼いころからの憧れだった歌舞伎俳優となったのでした!
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中村かんぎょくの実の父親や母親は?【両親情報】
歌舞伎好きなお母さんの影響で今があるわけですが、中村かんぎょくさんの実のご両親はどんな方なのか気になります。
ご両親の写真画像などはなかったものの、中村かんぎょくさんの実のご両親は、父親・母親共に雑誌や本の編集者なのだそうです!
中村かんぎょくさんの実の父親は、中央公論社の「婦人公論」などの編集長を歴任した河野通知(こうのみちかず)氏と長年の友人で、母親とは河野氏が関わった書籍を文庫化する際にお世話になったこともあるのだそうです。
どこの出版社なのかまではわかりませんが、きっと有名出版社にお勤めなのでしょうね。
ご両親の優しさが伝わってくる中村かんぎょくさんのコメントがこちら↓
一度も家族から、歌舞伎役者になって欲しい、歌舞伎をやってほしいと言われたことないんです。
ただただ、僕の夢を応援してくれました。
子どもの頃、歌舞伎役者に憧れる少年に対して、周囲は歌舞伎役者になることの難しさを語りかけていたそうですが、ご両親は本人の意志を尊重していたようです。
中村かんぎょくさんのご両親は、周囲からは無謀と思えることでも、子供の可能性を信じるとても素晴らしいご両親だということが伝わってきました!
歌舞伎役者として初代の名を担った中村かんぎょくさんの今後の活躍にますます期待です(^^♪