インフルエンザ予防に干し柿!驚きの効果とは!?

冬もいよいよ本番です!

そして、寒い季節に流行する風邪・インフルエンザ!

この風邪やインフルエンザに負けないカラダを作るのに効果的な「干し柿」のパワーを知るために、カラダの免疫力についての説明からスタートします!

カラダの免疫

私たちのカラダは、さまざまなウィルスと戦っています。ウィルスと戦ってくれているのが、血液中の免疫細胞である白血球です!

ですが、免疫力が下がるとウィルスが勝ってしまい、風邪やインフルエンザを発症してしまいます。

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免疫力の低下は「活性酸素」のしわざ!

活性酸素とは、吸い込んだ酸素の一部がカラダの中で高い酸化力を持つこと。

鉄が酸化するとサビるように、カラダの細胞も活性酸素により酸化してサビ化してしまいます。これがいわゆる老化でもあります。

※活性酸素を増やしてしまう行動

  • タバコ(百害あって一利なし!)
  • 紫外線にあたりすぎ(過度な日焼けはカラダに悪影響!)
  • 脂肪の摂りすぎ(スナック菓子やカップラーメンなど食べすぎない!)
  • アルコール(適量を心がけて!)
  • ストレス(神経が興奮している状態は活性酸素を発生させてしまうため、自分なりにストレス解消することが心とカラダのためになる!)

活性酸素に対抗してくれる「抗酸化物質」

食物に含まれる抗酸化物質でメジャーなのが、ビタミン類やポリフェノール類です!

ここから、本題です!

「干し柿」パワーの秘密に迫る!

⬆私の実家近く(ド田舎)の柿の木! 

実りすぎて、枝がしだれて地面に付きそうです!

しだれ桜 ならぬ しだれ柿!www

これだけ実っているのに、収穫されていないので、

おそらく「渋柿」と思われます。

渋柿は文字どおり、渋いのでそのままでは食べられたもんじゃありません!

(小学校の校外学習で、クラスのみんなで道端の柿を食べたら、渋柿で舌がシビレたかのようなあの衝撃は今でも忘れられません…)

ですが、この渋みこそが今回の重要ポイントなのです!

ここでやっと主役の登場!

渋さの成分「カキタンニン」は抗酸化作用の高いポリフェノールの一種なのです!!

そうです!

干し柿に使うのは、カキタンニンたっぷりの「渋柿」です!!

と、ここで甘柿と渋柿の違いについて触れておきます。

甘柿と渋柿のしくみの違い

カキタンニンは2種類あります。

成長の過程で違いが出てきます

  未   熟   完   熟
甘柿 水溶性 不溶性=甘い
渋柿 水溶性 水溶性=渋い

渋柿は水溶性のカキタンニン。

カキタンニンが水(唾液)に溶けることで渋さが発生します!

上の表のとおり、まだ熟していない段階では甘柿も渋柿も水溶性=渋みがある状態ですが、熟すと甘柿は不溶性=甘いに変わるのです!

甘柿はタンニンが元々少ないので、渋柿は甘柿に比べてカキタンニンが豊富ということです。

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渋柿を不溶性に変えるから甘くなる!

「渋柿の渋みを抜く」といいますが、渋みが取れるのではなく、水溶性を不溶性に変えるから渋柿でも甘くなるのです!

渋柿を甘くする方法は、いくつかありますが、中でも「干し柿」は、天日干しすることで、不溶性カキタンニン=ポリフェノールが濃縮されるのがポイントのようです。

他の食品と比べてみても軍を抜いています!

干し柿では可溶性ポリフェノールが 100mg/100g、不溶性ポリフェノールが4500mg/100g であった     

引用:「奈良県産柿果実を利用した機能性食品の開発~柿果実に含まれるポリフェノールについて~」技術資料 

出典:ネスレアミューズ

結論!「干し柿」は…

抗酸化物質のひとつである

不溶性のポリフェノールがたくさん含まれている

カラダの免疫力をアップする=抗菌作用がある

インフルエンザに負けない

カラダづくりに貢献してくれる!!

干し柿にこんなパワーがあるとは驚きでした!

小学校の頃のあの思い出でで渋柿に対してマイナスイメージしかありませんでしたが、渋柿は、まるで磨けば輝くダイヤモンドの原石のような素晴らしい果物でした!

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