【自給自足生活シリーズ】自給自足生活をするためのノウハウを集めていこう!という企画でお届けする第2弾!今回は日本人の主食である「お米」について!お米=田んぼというイメージですが、田んぼのように水を溜めずに畑でお米を作る方法はないのか調査!種・苗の入手や栽培方法について調べました♪
水を溜めずに畑で米を作る方法は?
お米は田んぼでしか作れないと思っていたら、畑でもお米が作れるんですねー!
「陸稲(りくとう・おかぼ)」またの名を「野稲(のいね)」という品種。
その名の通り陸=水を溜めずに育てることができる稲なのです。
出典:https://www.jeinou.com/benri/rice/2008/08/130918.html
現在は、関東東山地方で、山梨県や長野県、岐阜県など比較的寒い地域で栽培されているようです。
陸稲(野稲)はどこで手に入る?
陸稲の種は、ネットでも販売されていました♪
楽天サイト→https://search.rakuten.co.jp/search/mall/
陸稲(野稲)の育て方
一般的な種蒔きと収穫の時期は…
- 種蒔き時期→4~5月
- 収穫時期→9~10月
となっているようですが、暖かい地域では種蒔き期間が6月までOKなところもあるようです。
種まきから手入れのやり方を分かりやすくまとめているYouTube動画を発見!
参考になります♪
- 種蒔きの前に草を刈る
- 種は直播きでOK
- 畝と畝の間隔は30~40㎝、種蒔き間隔は20㎝
- 刈った草を種蒔きした土の表面に敷く(青草のみを細かく刻んで使用)
- 土が痩せている場合は、油かすと米ぬかを混ぜたものを、苗から10㎝くらい離れたところに撒く
- 雑草が生えてきたら、土の乾燥を防ぐため一気に刈りすぎないよう注意
→草を全滅させてはいけない→畝と畝の間を刈るゾーンと残すゾーン交互になるようにする
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収穫~精米までの流れ
次は収穫です!
- 稲を刈る
- 束ねる
- 乾燥のため数週間天日干しする
- 脱穀
- もみすり
- 精米
脱穀まで終われば、もみすりと精米はコイン精米機でおなじみの米太郎にお任せすれば楽ですね!
陸稲と水稲の味の違い
精米まで終わればあとは食す!
ということで、陸稲の味が気になるところ。
一般的には、陸稲のお米の味は水稲より劣るようです。
そこで、実際に陸稲を育てて食べた感想が綴られているブログを発見。
味は、水稲うるち米のほうが、確かにうまい。そもそも、舌は水稲うるち米を食べ慣れているのだ。陸稲の食味に微妙な違和感を感じるのは当然。
最高の食味を追求するお米生産農家などからすれば、また食味判定の諸データからすれば、陸稲は「まずい」と断定されるに違いない。
でも、種を蒔き、実った穂を刈り取り、脱穀し、籾摺りし…、8か月間の一部始終を見続け、作業し続けてきた身には、まずかろうはずがない。感謝の気持ちが素直に溢れ出て、十分においしかった。
我が実家に、かつては手入れされていた畑が今となっては雑草だらけになっているため、近いうちに必ず陸稲の栽培に挑戦してみたいものです!