こんにちは!
2020年10月から
新ジャンルビール(第3のビール)が
酒税の増税で値上がりしますね。。。
いつものように
いつものスーパーで
買い物をしていたある日・・・
いつも飲んでる第三のビールを
買おうとお酒コーナーへ行くと・・・
‘‘10月から値上がりします‘‘
という張り紙が・・・
「えーー!なんで今なのー?!」
と心の中で叫びました。。
ビールを飲まなきゃ1日が終わった気がしない!
というほど、ビール好きな私
(※おっさんじゃありませんw30代女です)
にとっては値上がりはイタイ。。
コロナ渦で景気が良くないときに
なぜ今値上がりするのか・・・
(日ごろ、時事ニュースをみてない証拠ですね…恥)
そういうことで、この際調べてみよう!
と思い、備忘録としてこのブログに
書き留めておくことにしました。
このページでは、
●新ジャンルビールが値上がりするのはなぜ今なの?
●そもそも酒税って何のためにある?なぜ改正された?
●酒税の使い道は?
といった素朴な疑問を
難しい用語は極力なしで、
ド素人目線で調べてみました!
※完全なるド素人目線ですので予めご了承くださいm(__)m
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❔【酒税増税】第三のビールが値上がり!なぜ今のタイミング?
コロナ渦で社会全体が不景気なときに、なぜわざわざ値上げするのでしょうか?
✏2018年に酒税法が改正されて決定事項だったから。
酒税法がどう改正されたかというと… 酒税の変更は3段階を予定していて… という感じで徐々に変更されていくみたいですよ。 |
2018年に既に決まっていたことだとは…
景気良くないのに何で今なの!?
という一つの疑問が解消されました。。。
❔酒税やお酒の分類は2026年までにどんな風に変わっていく?
段階を踏んでお酒事情が変化することは分かったけど、どんな風に変わっていくのか調べた結果をまとめてみました!
✏350ml当たりの酒税の移り変わりがこちら↓
✏2026年10月まで酒税が上がるのが… 発泡酒…7.26円↑ ✏2026年10月まで酒税が上がるのが… ビール…22.75円↓
ちなみにお酒の分類の変更は… ✏ビール・発泡酒・第3のビール(新ジャンル)は全て、2026年10月に「発泡性酒類」に統合されます。 ✏現在、日本酒=清酒・ワイン=果実酒と分類されていますが、2023年10月に「醸造酒類」に統合されます。 |
ビールは高いので
滅多に飲んでいませんでしたが
2026年までに徐々に値が下がり
発泡酒・第3のビールと
同じ税率になるって、
第3のビールの存在意義が薄れますよね…!
ビールに近い味を追求した企業努力…
お酒のメーカーさんはどう思っているのでしょうね…。
今回この件でいろいろ調べてると
ビール好きなくせに
発泡酒と第3のビールの違いを
イマイチ理解していないことに気づきました…。
なので発泡酒と第3のビールの商品一例を…
発泡酒の商品一例↓
出典:https://kurabeta.jp/lowmalt-beer/
第3のビール(新ジャンル)の商品一例↓
出典:https://www.pretty-online.jp/news/1752/
発泡酒には‘‘発泡酒‘‘
第三のビールには‘‘リキュール(発泡性)①‘‘とラベル記載されています。
恥ずかしながら今まで
全然気にしてなかったー!
ビールっぽかったら
なんでもOK!!
というスタンスだったのでww
(適当人間でm(__)m)
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❔酒税法はなぜ改正された?
ここまでは、
酒税法改正の具体的な
変更点をまとめてきましたが、
次なる疑問は…
酒税はなぜ改正されたのか?
✏税金による国の収入減をカバーするため⇒財源確保のためのようです。 |
日本のお酒への課税(税をかける)の
歴史は古く、中世(1600年代)まで
さかのぼるそうです。
そんな昔からお酒に税金がかかってたとは…
現在の酒税法ができたのが
昭和28年(1953年)です。
酒税の前は「酒造税」と呼ばれ、お酒を造る側に税金をかけていました。
明治35年頃は国の税金による主な収入源が「酒造税」で、全体の42%を占めていた時期もあったそうです。
それなだけに昔は「酒税は財政の玉手箱」と言われていたそうですよ。。
そんな歴史を経て、
現在はどうかというと、
昔に比べるとお酒の消費量は
落ちている一方のようです。
そのため、
国の税金による収入では
酒税は2%程度に落ち込んでいるのだとか。。
少子高齢化が進んでいる中、
国は国民から得られる税金が
減る一方なので、
なんとか財源確保したいというのが
国の狙いというところでしょうか…。
❔そもそも酒税は何のためにある?
お酒は消費税にプラスして酒税がかかっています。
これを「二重課税」といいますが
お酒以外にも、
タバコやガソリンも同じように
たばこ税・ガソリン税がかかり、
二重課税の代表的なものとして
知られていますよね。
ちなみに、
増税するのは、酒税だけではなく、
酒税と時を同じくして
2020年10月からたばこ税も値上がりします。
たばこやお酒は嗜好品で
生活に必要不可欠なものではない
というところから
増税しやすいという点があり、
酒税法の改正で増税して
国の財政を保っていきたいというところのようです。
ということで、
酒税法を改正した理由を
知ることでおのずと分かりました。
国の財政を支えるため…
ひいては国民のためということになるようですね・・・。
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❔酒税は何に使われている?
またまた素朴な疑問で
酒税は何に使われているのか?
何かにつけて税金を支払ってるけど…
何に使われてるのか深く考えたことなかったんですよね。。。
まずもって日本国の財源は…
国が資金調達のために
借りたお金(公債金)と
国民が納めた税金(税収)で成り立っています。
私たちが納めている税金は、
国に納めている国税と
地方公共団体に納めている地方税に
分かれていて、酒税は国税に該当します。
国税は何に使われるかというと…
✏年金・介護・医療・生活保護・失業保険や国の借金の返済や町や道路の整備や災害対策費、空港や公園などの整備、学校教育や学校の先生(公務員)や国会議員のお給料などに使われているみたいですよ。 |
酒税の存在意義の落としどころ・・・
お酒好きな私が
「酒税はなぜ必要なのか…」
について一番腑に落ちたのが、
yahooの知恵袋先生のコメントでした↓
人体に与える影響は”タバコに比べれば”微量です。
・・・中略・・・
”社会に与える影響”がある物には税金をかけて抑制させなければなりません。 極端に 酒が安くなる いっぱい飲む アルコール中毒やそれに近い状態になる 働けなくなる ただ酒が安いので少しの稼ぎで飲める の連鎖ができてしまう人が少なからず居るんです。
・・・中略・・・
タバコやお酒、ギャンブルなど規制の意味も込めての税金です。引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127254731
少なからず私たちの生活に
還ってきているという部分と、
‘‘規制の意味も込めて‘‘
というところを含めて、
致し方無い…と思うことにします。。。
思うところは人それぞれですが、私はこう思って10月からの酒税増税を受け止めたいと思います!w
おまけ!台湾で売ってる日本のビールが日本より安い…
台湾で売っている日本のビールが、日本よりも安いという事実…。
私の身近な人で台湾に住んでいる人がいるのですが、私と同じくビール好きな人なので、良く話題になるのが、「日本のビールが日本で売ってる値段よりも安い」ということ。
↑実際に台湾のスーパーで売ってる様子
こちらは、サッポロが日本で製造して台湾に輸出している「サッポロプレミアムビール」です。
350ml缶の6本入りで…189元
1元…3.62円のレートで換算すると…
684円です!
発泡酒とか第3のビールと
さほど変わらない!!!!
日本で買うと1000円超すのに…
どんだけ酒税かかってんのやーーー!
っていう話をよくするんですよねwww
あっ、
せっかく調べた結果と
知恵袋先生のコメントで
酒税増税を腑に落としたとこなのに・・・
まとめ
今回の2020年10月の「酒税増税」について調べてみた結果、少子高齢化が進む現代…嗜好品であるお酒やタバコは増税しやすいため、財源確保のために段階的に酒税が変更されるということでした!
最後に一言。。。 台湾がうらやましい・・・
以上デス!!! |